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What's MORIHA

改めまして、この度もりはのHPにお越し頂きありがとうございます!!

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てか、そもそも「もりは」って何???



 って思った方のために、「もりは」についてご紹介します!!!ぜひご覧下さい


<<成り立ち>>
 「もりは」とは、漢字で書くと「森派」。フルネームは「森の派出所」と言います。
 「森の派出所」は、2004年春、森を愛する学生たちによって立ち上がりました。
 みな農工大の森林科学(林学)を学ぶ学生です。
(現在は森林科学プログラムいわゆる林科と環境教育プログラムを学ぶ学生を中心として活動しています。)
 授業や実習を通して学んだ知識や技術を実践する場が欲しい、普段は知ることができないお互いの専門分野についてもっと共有し、森林について総合的に考えたい、といった思いを行動に移そう、形にしようと集まったのが始まりでした。
 その後「森派」は、2005年春、農工大の農ゼミの一員になりました。
 「森」をキーワードに、今後も研究室、分野や学科を越え、たくさんの学生と一緒に、より広く活動を広げていきたいなと思っています。

 
 それでは、これまで私達が取り組んできた活動を簡単にご紹介しましょう。

(1)森林認証に関する学習
 2001年11月、東京農工大学のフィールドミュージアム(以下FM)と呼ばれる付属施設であるFM唐沢山(旧唐沢山演習林)、FM草木(旧草木演習林)、FM大谷山(旧大谷山演習林)が、大学の所有する森林として世界で初めてFSC認証を取得しました(FSC認証についてはこちら)。
 このFSC認証の保持のためには、更新手続きが必要です。取得後、初の更新手続きが2005年に行われることになっていました。そこで、この森林認証についての学習に取り組みました。
 認証の内容について理解しただけでなく、取得手続きを行なった先生にお話を伺い、また先生が保管されていた資料も見せてもらったことで、なぜ農工大が認証を得ようとしたのか、認証取得の過程、認証制度のメリットとデメリット、そして認証更新にあたっての問題点などが分かってきました。
 「森派」では、FSC認証を農工大が保持する意義やメリットを見極めつつ、今後も学習の継続と認証保持に向けた大学への働きかけ・協力を行ないたいと思っています。


(2)FM唐沢山の森林調査
 森林認証についての学習から、認証過程で森林簿整備の遅れが指摘されたことを知りました。そこで「森派」の最初の野外活動として、FM唐沢山での森林調査の手伝いを行いました。
 ここでは、"おみとおし"(日本森林技術協会)を使いながらFM唐沢山の森林調査を行ないました。 森派はFM唐沢山全林班のうち6林班分の調査に参加しました。


(3)FM唐沢山の間伐
 森林認証の取得に際して、もう1つ農工大が指摘されたことがあります。
 間伐の遅れです。
 間伐の遅れは現在日本の人工林全体が 抱えている大きな問題です。そこで「森派」では、FM唐沢山が所有する人工林の間伐を行なっています。


(4)森林科学を学ぶ学生へのアンケート調査
 2004年度に、当時の森林科学コースの学生達がFMやFMでの実習、FSC認証をどう考えているのかについてアンケート調査を行ないました。2004年度の2年生19人、3年生24人から回答を得ることが出来ました。
 結果では、7割の学生が実習で学んだことを今後活かしたいと考え、実際FMの管理に関わりたいと回答しました。一方でFSC認証や、農工大のFMが認証を取得していることを知らない学生が2年生では4分の1にもおよぶことが分かり、森林科学コースの学生がFM実習に期待することや、FSC認証が実習教材として十分に活かされていないという現状を知ることができました。


<<現在の活動>>

次に、現在行っている「森派」の活動についてご紹介します。
(1)ミーティング
 森派の活動についての企画および立案や、イベントの反省会などをします。
 現在は、毎週曜日の昼休み
第一講義棟17教室で行っています。


(2)演習林での間伐
 森林管理の現場に立ち、学んだ知識や技術を活かしながら、その向上を目指すため、現在、FM唐沢山の森林調査、間伐作業などを行っています。今後も継続してこの作業に携わっていきます。
 概ね月に一度の割合で、唐沢山にて作業を行なっています。


(3)森林ボランティアとのコラボ・地域住民との交流
 2005年以降は、毎年、子どもたちを対象にした2つのイベントを開催しています。
 一つは「クワガタ教室」。森派による森林体験学習と、講師の先生をお呼びしてクワガタの飼育教室を開いています。
 もう一つは「森の教室」。FM唐沢山を会場にして、森林科学の体験学習、手作りバウムクーヘンの製作を行っています。
 現在は主に森の教室により環境教育の「計画−立案−実施−反省」といった一連のプロセスを通して、環境教育について深く学んでいます。



☆今後の活動の展開としては、以下を考えています。
(1)森林に関わる多くの知識を、研究分野を越えて交換する
 定期的に集まって、お互いの持つ森林に関する知識や情報の交換を行うことを予定しています。


(2)地域の方たちとの交流を通して森林のことについて知ってもらう機会を設ける
 地域の方たちとの交流を通して、森林について知ってもらうため、2005年から始めている「森の教室」などのイベントの機会をこれからも設けていきたいと考えています。




 「森派」は、より多くの方と共に、より多くを体験し、学び、共有していきたいと考えています。


※本文は「もりはブログ(外部リンク)」より引用し、現在の状況を踏まえて一部の表現を変更しております。

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